昨日18日の米株式市場でNYダウは613.89ドル安の33296.96、ナスダック総合指数は138.10pt安の10957.01、シカゴ日経225先物は大阪日中比270円安の26470円。為替は1ドル=128.70-80円。今日の東京市場では、個別の材料で、22年12月期業績見込みを上方修正したベース<4481>、ペプチド<4587>、SBSHD<2384>、上半期利益見込みを上方修正した鈴木<6785>、韓国ポスコ子会社とのイオン交換膜スタックモジュール供給契約手続きが完了したと発表したダブル・スコープ<6619>、介護サービス事業会社を買収したソラスト<6197>、発行済株式数の1.71%の自社株消却を発表したカカクコム<2371>、東証プライム以外では、今期営業黒字予想と発表した津田駒<6217>、22年12月期業績見込みを上方修正したEAJ<6063>、発行済株式数の0.84%上限の自社株買いを発表したミサワ<3169>が注目されそうだ。一方、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことから、りそなHD<8308>など金融関連株は売られやすく、また、昨日15時頃に比べ2円ほど円高・ドル安に振れたことを受け三菱自<7211>などの輸出関連株は積極的な買いが見送られるだろう。個別の材料では、東証プライム以外で、23年11月期営業利益が65.7%減予想と発表したネクスグループ<6634>、海外株式売出しを発表したANYCOLOR<5032>は軟調な展開が想定される。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ベースやペプチドなどに注目