昨日17日の米株式市場でNYダウは391.76ドル安の33910.85、ナスダック総合指数は15.96pt高の11095.11、シカゴ日経225先物は大阪日中比110円高の26250円。為替は1ドル=128.20-30円。今日の東京市場では、政府が国産肥料の拡大支援に乗り出すと報じられたことから日産化<4021>などの肥料関連株が注目されそうだ。個別の材料では、自社株買いと記念配当実施を発表したタマホーム<1419>、発行済株式数の2.66%の自社株消却を発表したアズワン<7476>、代替魚肉商品を発売すると発表した日本ハム<2282>、英投資ファンドが株式を取得したヤマハ発<7272>が買われやすく、東証プライム以外では、新工場建設を発表した阿波製紙<3896>、4月以降の相対取引による調達電力が約6割以上と発表したEインフィニティ<7692>、神経疼痛治療薬の追加試験で良好な結果を得たと発表したDWTI<4576>などに資金が向かいやすいだろう。一方、昨日の米株式市場でゴールドマン・サックスが売られたことから、りそなHD<8308>など金融関連株は売られやすく、また、中国経済回復への懸念が伝えられたことを受けファナック<
6954>など中国関連株は積極的な買いが手控えられるだろう。東証プライム以外の個別の材料では、23年11月期営業利益が35.7%減予想と発表したノダ<7879>、22年11月期営業赤字幅が予想より拡大したAHCグループ<7083>などは軟調な展開が想定される。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:タマホームや日本ハムなどに注目