日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.39(低下率2.07%)の18.41と低下している。なお、今日ここまでの高値は18.46、安値は17.41。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことを受け、市場心理は改善しやすくなったが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は午前の中頃に下げ幅を広げたが、夜間取引でつけた安値25980円を下回ることがなかったことから、市場では株価が底堅いとの見方が広がり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはむしろ後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均VIは低下、株価底堅いとの見方から警戒感は後退