10日の日経平均は3営業日続伸した。終値は節目の26000円を上回り、株価下方を走る5日移動平均線が上向きに転じ、短期的な地合い改善を窺わせた。反面、ローソク足は胴体部分が1.05円の小陰線から上ヒゲを出して上値での強い売り圧力を示している。25日線が下降中であるほか、新値三本足の陽転値26387.72円や昨年12月14日高値から今年大発会安値までの3分の1戻し26506.49円には届いていないため、下落圧力が再燃するリスクに引き続き警戒が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続伸、5日線が上向き転換