28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円40銭まで下落したのち、134円50銭まで上昇し、134円45銭で引けた。朝方は長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となったが、12月リッチモンド連銀製造業指数が予想外にプラスに改善したほか、米11月中古住宅販売成約指数の下落率が前月から改善し、金利が上昇に転じるとともにドル買いも再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0674ドルまで上昇後、1.0608ドルまで下落し、1.0611ドルで引けた。ユーロ・円は142円15銭から142円87銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴う円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2126ドルへ上昇後、1.2018ドルまで反落した。ドル・スイスは、0.9246フランへ下落後、0.9292フランまで上昇した。

<MK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米長期金利上昇でドル買い再開