27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円60銭まで上昇後、133円20銭まで反落し、133円45銭で引けた。米11月卸売在庫や10月住宅価格指数が予想を上回る伸びとなったほか11月前渡商品貿易赤字が前月から予想以上に縮小したため景気への見通しが改善し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。しかし、その後発表された米12月ダラス連銀製造業活動指数が11月から予想外に悪化し、ドル買いが後退。

ユーロ・ドルは、1.0612ドルまで下落後、1.0660ドルまで反発し1.0638ドルで引けた。ユーロ・円は141円56銭へ弱含んだのち142円20銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2003ドルまで下落後、1.2048ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9316フランへ上昇後、0.9272フランまで下落した。

<MK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米経済指標が予想を上回り長期金利上昇、ドルは底堅い動き