27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円60銭まで上昇後、133円20銭まで反落し引けた。米11月卸売在庫や10月住宅価格指数が予想を上回る伸びとなったほか11月前渡商品貿易赤字が前月から予想以上に縮小したため景気への見通しが改善し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。しかし、その後発表された米12月ダラス連銀製造業活動指数が11月から予想外に悪化し、ドル買いが後退。

ユーロ・ドルは、1.0612ドルまで下落後、1.0660ドルまで反発し引けた。

ユーロ・円は141円56銭へ弱含んだのち142円20銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2003ドルまで下落後、1.2048ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9316フランへ上昇後、0.9272フランまで下落した。

[経済指標]・米・11月卸売在庫:前月比+1.0%(予想+0.3%、10月+0.6%←+0.5%)・米・11月前渡商品貿易収支:−833億ドル(予想‐967億ドル、10月−988億ドル←‐990憶ドル)・米・10月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+8.64%(予想:+8.00%、9月:+10.41%←+10.43%)・米・10月FHFA住宅価格指数:前月比+0%(予想:-0.7%、9月:+0.1%)・米・12月ダラス連銀製造業活動指数:‐18.8(予想:-13.5、11月:-14.4)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月27日のNY為替概況