27日の東京市場でドル・円は上げ渋り。米10年債利回りの低下でドル売り先行後、仲値にかけて国内勢によるドル買いが強まり、132円63銭から133円16銭まで値を切り上げた。ただ、その後は米株式先物の堅調地合いでドルはリスクオフの買い後退で失速した。

・ユーロ・円は141円14銭から141円70銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0631ドルから1.0667ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円132円90-00銭、ユーロ・円141円50-60銭
・日経平均株価:始値26,570.78円、高値26,620.49円、安値26,447.87円、終値26,447.87円(前日比42.00円高)

【経済指標】
・日・11月有効求人倍率:1.35倍(予想:1.36倍、10月:1.35倍)
・日・11月失業率:2.5%(予想:2.6%、10月:2.6%)

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「今回の措置は出口の一歩ということではない」
「金融緩和を持続的・円滑に進めるための対応」
「YCCで緩和を続け、賃金上昇を伴う物価目標の達成を目指す」
「賃金の上昇は徐々に高まっていく」
・クノット・オランダ中銀総裁
「ECBの金融政策正常化はまだ道半ば」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は上げ渋り、午後は132円台で推移