大阪取引所金標準先物 23年10月限・夜間取引終値:7872円(前日日中取引終値↓5円)

・想定レンジ:上限7900円-下限7820円

14日の大阪取引所金標準先物(期先:23年10月限)は下落しそうだ。外為市場で1ドル=135円60銭台と昨日15時頃に比べ90銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識されやすくなっている。一方、昨日発表された11月の米消費者物価指数(CPI)を受け、米長期金利が急低下後に急速に下げ渋り、また、米株式市場でダウ平均が700ドルを超す上げとなった後に一時、下げに転じるなど振れの大きい展開となっており、こうした動きを映し、今日の金先物はやや売りが優勢だが、方向感の定まらない展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:下落か、円高・ドル安で割高感意識するも方向感定まらない展開へ