米財務省は180億ドル規模の30年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは3.513%。テイルはプラス3.1ベーシスポイント(BP)。応札倍率は2.25倍と、過去6回入札平均の2.39倍を下回り需要は低調だった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は61.6%と、前回入札の69.9%を下回った。

米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは3.41%から3.5%まで戻した。ドル・円は135円30−35銭と、134円台から135円台を回復したが、重要な節目である200日移動平均水準付近での攻防が継続。ユーロ・ドルは1.0673ドルの高値から1.0611ドルへ反落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル売り一服、米30年債入札不調で金利も下げ止まる