個別銘柄戦略:積水ハウスやノーリツなどに注目
FISCO 2022年12月09日 09:11:00
8日の米株式市場でダウ平均は183.56ドル高(+0.54%)、ナスダック総合指数は+1.12%、シカゴ日経225先物は大阪日中比195円高の27685円。為替は1ドル=136.60−70円。米ハイテク・グロース株の上昇を受けてレーザーテック<6920>、東エレク<8035>、村田製<681>、新光電工<6967>などの直近売りが厳しかった銘柄に買い戻しが入りそうだ。材料処では欧州でデング熱ワクチンが承認された武田薬<4502>、NRI<4307>との資本業務提携を発表したキューブシステム<2335>、2030年の再生可能エネルギーの供給量を上方修正し、国内洋上風力発電の受注拡大の方針が伝わっている住友商事<8053>、成長分野「脱炭素」を柱に3年で5000億円投資と伝わっているIHI<7013>などが好感されそうだ。また、第3四半期営業利益が市場予想を上回った積水ハウス<1928>、業績・配当予想を上方修正したノーリツ<5943>、みずほ証券によるレーティング「買い」への格上げが観測されたフジクラ<5803>も買い優勢となりそうだ。一方、JPモルガン証券によるレーティング「中立」への格下げが観測された西日本鉄道<9031>は軟調となりそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:積水ハウスやノーリツなどに注目 」