30日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、138円90銭台から138円半ばに下落後は小幅に戻した。月末に伴うフローが交錯し、方向感は乏しい。一方、中国でのコロナ政策に対する抗議活動が拡大するなか、上海総合指数はプラスで推移し、円買いは後退した。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は138円44銭から138円85銭、ユーロ・円は143円17銭から143円60銭、ユーロ・ドルは1.0319ドルから1.0353ドル。

【経済指標】
・日・10月鉱工業生産:-2.6%(前月比予想:-1.8%、9月:-1.7%)
・中・11月製造業PMI:48.0(予想:49.0、10月:49.2)
・中・11月非製造業PMI:46.7(予想:48.0、10月:48.7)

【要人発言】
・香港金融管理局
「ドルペッグ制変更の計画や必要性はない」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、仲値後は失速