30日午前の東京市場でドル・円は138円80銭近辺で推移。米長期金利の上昇を意識してドル売りは縮小気味。ただし、30日はクック米FRB理事、パウエル米FRB議長が討論会参加すること、米地区連銀経済報告書の公表が予定されていることから、米金融政策を巡る思惑でドル売りは縮小するとの見方が出ている。また、中国本土株式の動向も注目されており、リスク回避的なドル売り・円買いが急速に拡大する可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジはドル・円は138円55銭から138円85銭、ユーロ・円は143円17銭から143円32銭、ユーロ・ドルは1.0319ドルから1.0337ドル。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は138円台後半でもみ合う状態が続く