15日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、139円89銭から140円51銭まで値を上げた。米10年債利回りは上げ渋り、ドル買いは縮小した。一方、日経平均株価は上昇に転じたほか、アジア株高で円買いは後退し、主要通貨は対円で堅調地合いとなった。


ここまでの取引レンジはドル・円は139円89銭から140円51銭、ユーロ・円は144円45銭から145円02銭、ユーロ・ドルは1.0312ドルから1.0334ドル。

【要人発言】
・豪準備銀行・議事要旨
「一定期間、金利を据え置く用意がある」
「金利はあらかじめ設定された経路上にあるわけではない」
「今後、一定期間、さらに金利を引き上げることを想定」
・王・中国外相
「習主席はバイデン米大統領に中台の平和的な再統一に向け全力を挙げると伝えた」
・鈴木財務相
「FTX破たん、金融市場への影響は限定的だが、緊張感を持って注視」
・山口公明党代表
「円安、国内経済に大きな影響を与えているのは事実」

【経済指標】
・日・7-9月期GDP1次速報:前期比年率-1.2%(予想:+1.2%、4-6月期:+4.6%←+3.5%)
・中・10月鉱工業生産:前年比+5.0%(予想:+5.3%、9月:+6.3%)
・中・10月小売売上高:前年比-0.5%(予想:+0.7%、9月:+2.5%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、アジア株高で