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11日午前の東京市場でドル・円は急反発し、140円89銭から142円48銭まで値を切り上げた。前日海外市場でのドル売りで割安感が生じ、ドルの買戻しが優勢に。一方、米引き締めの緩和を期待した株高を背景に円売りが進み、主要通貨は対円で押し上げられた。
ここまでの取引レンジはドル・円は140円89銭から142円48銭、ユーロ・円は143円80銭から145円03銭、ユーロ・ドルは1.0163ドルから1.0210ドル。
【経済指標】
・日・10月国内企業物価指数:前年比+9.1%(予想:+8.8%、9月:+10.2%←+9.7%)
【要人発言】
・バイデン米大統領
「インフレが正常な水準まで戻るには時間がかかる」
・鈴木財務相
「必要な場合には適切な対応を取りたい」
「為替介入の実施、基本的には申し上げない」
「米為替報告書、新たな見解が加わったものではないと理解」
・神田財務官
「為替の変動について緊張感を持って注視。必要なら適切な対応」
「米為替報告書、日本の為替市場は透明性が高いと評価」
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