9日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、午前中に付けた145円10銭台から145円50銭台に戻した。明日発表の米消費者物価指数（CPI）は強い内容が予想され、米10年債利回の下げ渋りでドルは売りづらい。一方、アジア株安で、円売り後退でドルの戻りを抑制する。


ここまでの取引レンジはドル・円は145円20銭から145円86銭、ユーロ・円は146円37銭から146円82銭、ユーロ・ドルは1.0062ドルから1.0085ドル。


＜TY＞
情報提供元： FISCO
記事名：「 東京為替：ドル・円は下げ渋り、米インフレ高進に思惑 」