27日の米株式市場でダウ平均は194.17ドル高(+0.60%)、ナスダック総合指数は−1.62%、シカゴ日経225先物は大阪日中比225円安の27075円。為替は1ドル=146.20−30円。市場予想を上回る水準にまで業績予想を上方修正した信越化学<4063>、富士電機
<6504>、上半期実績が会社計画を大きく上振れ、通期計画を市場予想並みにまで引き上げたイビデン<4062>などは買いが先行しそうだ。一方、半導体市場の見通し前提を引き下げたアドバンテスト<6857>や、7−9月期営業利益が市場予想を下回った野村総合研究所<4307>、7−9月期営業利益が市場予想並みで、下半期の業績が据え置かれた新光電工<6967>などは嫌気されそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:信越化学やイビデンなどに注目