NY外為市場でドルは続落した。カナダ中銀は金融政策決定会合で22年、23年の国内総生産(GDP)の成長見通しを引き下げ、予想外に小幅利上げを決定。マクレム総裁は、追加利上げの可能性を示唆すると同時に、金融引き締め終了に近づいたと言及。
カナダ中銀の決定を受け、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速観測が強まり米国債相場が続伸。10年債利回りは3.99%まで低下した。

ドル・円は146円40銭まで下落し24日来の安値を更新。ユーロ・ドルは1.000ドルから1.0081ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.155ドルから1.1626ドルまで上昇し9月13日来の高値を更新。ドル・カナダドルもカナダ中銀発表受け一時1.3651カナダドルへ上昇後、1.3540カナダドルまで反落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル続落、FRBの利上げ減速の思惑、加中銀は金融引き締め終了に近づく=マクレム総裁