NY外為市場ではフィラデルフィア連銀のハーカー総裁のタカ派発言を受けてドル買いが再燃した。ドル・円は149円56銭から149円88銭まで上昇。ユーロ・ドルは0.9845ドルの高値から0.9809ドルへ反落した。ポンド・ドルは1.1336ドルの高値から1.1262ドルまで反落。

23年度のFOMC投票権を有するハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は、政策金利が年末までに4%を十分上回る水準を予想しており、政策変更にはインフレ率の持続的低下が必要だと指摘。今のところインフレの抑制には失望しており、23年のインフレは4%ぐらいにしか下がらないだろう、と述べた。

米国債相場は再び下落。10年債利回りは4.18%まで上昇した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い再燃、ハーカー米フィリー連銀総裁のタカ派発言で