18日のロンドン外為市場のドル・円は、149円29銭まで上昇後、一時148円19銭に急落し、再び149円台に戻した。米連邦準備制度理事会(FRB)の連続大幅利上げ観測を受けたドル買いが強まるなかで、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感が瞬間的なドル売りにつながったとみられる。米10年債利回りは4.03%台に上昇した。

 ユーロ・ドルは0.9859ドルから0.9813ドルまで下落。ユーロ・円は146円86銭から一時145円87銭まで下落した。ドル・円の急落時に連れ安となったもよう。

 ポンド・ドルは1.1361ドルから1.1262ドルまで下落。英中銀が量的引き締め再延期の報道を否定し、ポンド買いは後退した。ドル・スイスフラン0.9929フランから0.9975フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は148円19銭から149円29銭で推移