日経平均は591円高(9時15分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日までの4日続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株上昇は短期的な投資家の買い戻しが主な要因との指摘があることに加え、米景気の先行きに対する警戒感は払しょくできていないとの見方が継続していることが東京市場の株価の重しとなった。また、円安・ドル高が進んでいることについては、輸出企業の収益押し上げ効果が期待される一方、輸入コストの上昇による企業収益の下押し圧力を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は591円高、寄り後は上げ幅拡大