日経平均は26円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯し、小幅高で始まった。日経平均は昨日までの3日続落で900円を超す下げとなっており、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、外為市場で1ドル=146円70銭台と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れていることが、東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今晩米国で発表される9月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗した。寄り後、日経平均はマイナス圏で推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は26円安、寄り後は下げに転じる