NY外為市場でドル・円は146円96銭まで上昇し、24年ぶり円安・ドル高推移となった。
朝方発表された米国9月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったほか、日銀の黒田総裁がワシントンでの講演で、大規模金融緩和継続を再表明したため日米金利差拡大観測が強まりドル買い・円売りが加速した。ただ、147円手前からは、米10年債利回りが低下に転じたほか、日本政府・日銀の円安是正介入を警戒し、伸び悩んだ。

米10年債利回りは朝方3.97%まで上昇後は、3.91%まで低下。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円147円手前でもみ合い、日本当局の円介入を警戒、長期債利回り低下に転じる