NY外為市場では欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ観測が強まり、ユーロ売りが後退した。

ECBのラガルド総裁はワシントンで、ユーロ圏経済は失業率が過去最低水準で、景気後退入りしていないと主張し、金融正常化していると表明した。また、クノット・オランダ中銀総裁は、「インフレ抑制のため、ECBは少なくともあと2回の大幅利上げが必要」と、主張した。ユーロ・ドルは0.9668ドルの安値から0.9705ドルまで反発。ユーロ・円は142円00銭から142円43銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.9750−55ポンドで下げ止まった。



<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ下げ止まる、ECBも大幅利上げへ