12日の日経平均は小幅に3営業日続落した。ローソク足は小陽線を引いたがやや長めの上ヒゲを出し、上値での強い売り圧力を確認する格好となった。5日移動平均線が下降を開始して短期的な下落基調の強まりを示唆する一方、25日線との下方乖離率は3.04%、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は89.35%といずれもと売られ過ぎラインに届いていない。25日、75日、200日など主な移動平均線が軒並み下降を続けていることもあり、下落トレンド延長リスクに引き続き警戒が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅に3日続落、5日線が下降開始