米商務省が発表した8月個人所得は前月比+0.3%と、予想に一致した。また、同月個人消費支出(PCE)は前月比+0.4%と、伸びは予想を上回った。逆に、7月分は+0.1%からマイナス0.2%へ下方修正。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している同月コアPCE価格指数は前年比+4.9%。伸びは予想上回った。

結果は米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げを正当化。10年債利回りは3.74%まで上昇した。ドル・円は144円72銭まで上昇。ユーロ・ドルは0.9736ドルまで下落、ポンド・ドルは1.1025ドルまで下落し、日中安値を更新した
【経済指標】
・米・8月コアPCE価格指数:前年比+4.9%(予想:+4.7%、7月:+4.7%←+4.6%)
・米・8月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.3%、7月:+0.3%←+0.2%)
・米・8月個人消費支出(PCE):前月比+0.4%(予想:+0.2%、7月:-0.2%←+0.1%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米8月コアPCE価格指数、予想上回りFRBの利上げ正当化、ドル上昇