30日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、144円前半から後半に水準を切り上げた。米10年債利回りの持ち直しでドル買いに振れ、主要通貨は対ドルで失速。一方、日経平均株価や上海総合指数などアジアの主要指数は弱含み、株安を嫌気した円買いが観測される。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円31銭から144円77銭、ユーロ・円は141円76銭から142円29銭、ユーロ・ドルは0.9795ドルから0.9844ドル。

【要人発言】
・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「年末までに4.0-4.5%、来年は4.5-5.0%とする政策金利予想の中央値は妥当」
「利上げ後は少なくとも2023年を通じて金利据え置きを見込む」

【経済指標】
・日・8月有効求人倍率:1.32倍(予想:1.30倍、7月:1.29倍)
・日・8月失業率:2.5%(予想:2.5%、7月:2.6%)
・日・8月鉱工業生産:前月比+2.7%(予想:+0.2%、7月:+0.8%)
・中・9月製造業PMI:50.1(予想:49.7、8月:49.4)
・中・9月非製造業PMI:50.6(予想:52.4、8月:52.6)
・中・9月財新製造業PMI:48.1(予想:49.5、8月:49.5)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はしっかり、米金利にらみ