NY外為市場でポンド売りが再開した。ドル指数は再び上昇し、113.20から114.20まで上昇。英中銀は緊急声明を発表、次回定例会合でポンド安と財政計画を評価していく方針を表明した。一部では介入や緊急利上げの思惑があったが、ベイリー総裁は、金融市場の展開を非常に綿密に監視していくとし、「必要である規模の金利変更を躊躇しない」と言及したにとどまった。

ポンド・ドルは、介入警戒感や緊急利上げの思惑に一時1.0931ドルまで上昇後、声明を受け、1.0637ドルまで反落。ポンド円は157円22銭まで上昇後、154円03銭まで反落した。ユーロ・ポンドは0.8853ポンドまで下落後、0.9023ポンドまで上昇。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ポンド売り再開、BOE声明も介入や臨時利上げ示唆なく、ドル上昇