3連休明け26日の日経平均は大幅に3営業日続落した。ローソク足はマド空けを伴って節目の27000円を下放れ、上ヒゲのない「陰の寄り付き坊主」を描いて強い売り圧力を窺わせた。5日や25日の各移動平均線が下降を続けたほか、三役逆転下の弱気形状にある一目均衡表では基準線と転換線が下向きで引け、下落トレンド延長を警告している。TOPIXの一目均衡表も本日三役逆転を形成し、地合いは売り手優勢へ傾いた格好。
一方、25日線とのマイナス乖離率は大引けで5.47%と売られ過ぎラインの5%を超えた。本日までの3日連続安による下落幅が1256.87円と大きいこともあり、短期間の急落によるリバウンド圧力の高まりも意識される。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続落、25日線乖離は「売られ過ぎ」示唆