NY外為市場では連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表控えてドル買いが優勢となった。市場ではFRBが3会合連続で0.75%の利上げに踏み切ることをほぼ確実と見ており、金利先高観に伴いドル買いに繋がっている。タカ派色を維持するというのが大半の見方であるほか1%の利上げ予想や一段とタカ派色を強めるとの見方もある中、一部では、ハト派色が強まるとの憶測も浮上。

米国債相場は反発。10年債利回りは3.545%で伸び悩んだ。ドル・円朝方144円21銭まで上昇後、114円00銭前後でもみ合い。ユーロ・ドルは0.9910−15ドルの安値圏で推移、ポンド・ドルは1.1340−45ドルで推移した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い先行、 FOMC結果発表待ち、一部でハト派期待も