個別銘柄戦略:ツルハHDや三菱地所などに注目

20日の米株式市場でダウ平均は313.45ドル安（-1.01％）、ナスダック総合指数は-0.95％、シカゴ日経平均先物は大阪日中比220円安の27230円。為替は1ドル＝143.60～70円。米10年債利回りが一時3.6％へと上昇したことで引き続き三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、東京海上HD<8766>などには追い風となりそうだ。個別では第1四半期営業利益が市場予想を上回ったツルハHD<3391>、業績予想を大幅に上方修正した栄研化学<4549>、レーティング格上げが観測された三菱地所<8802>などが好感されそうだ。香港オアシスマネジメントの子会社が100％出資するレイズ・カンパニーによるTOBが判明したレーサム<8890>はTOB価格1700円へサヤ寄せする動きが予想される。一方、業績予想を下方修正した日本製鋼所<5631>、レーティング格下げが観測されたダイキン<6367>
は嫌気されよう。
＜FA＞