NY外為市場で連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が強まると同時に、成長鈍化懸念も強まり、ドルが伸び悩んだ。ドル・円は143円65−70銭で推移。ユーロ・ドルは0.9988ドル、ポンド・ドルは1.1390−95ドルでそれぞれ下げ止まった。

アトランタ連銀の7−9月期国内総生産(GDP)見通しを+0.3%と、従来+0.5%から下方修正した。商務省が発表し9月住宅着工件数を受け、GDPへの居住住宅投資のマイナス寄与度が24.5と、20.8から下方修正されたことを理由に挙げた。

米10年債利回りは3.6%まで上昇し2011年来の高水準に達したのちは、3.565%で上昇が一段落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル伸び悩む、アトランタ連銀は米Q3GDP見通し下方修正、利上げと同時に景気減速懸念も