NY外為市場では世界経済の景気後退入り懸念にリスク回避の動きが優勢となった。
ユーロ・円は142円51銭まで下落し14日来の安値を更新。ポンド・円は欧州時間に162円75銭まで下落し6日来の安値を更新後、安値付近で戻りが鈍い。
ドル・円は143円00銭から143円35銭までじり高推移。米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを織り込むドル買いと、リスク回避の円買いがもみ合った。

米10年債利回りは3.488%まで上昇。2年債利回りは3.918%と2007年来の高水準で推移した。ダウ先物は300ドル超安で推移した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ、世界の景気後退懸念