15日の米株式市場でダウ平均は173.27ドル安(-0.55%)、ナスダック総合指数は-1.42%、シカゴ日経平均先物は大阪日中比200円安の27480円。為替は1ドル=143.30~40円。米エネルギー省による戦略石油備蓄(SPR)の補充計画を巡る思惑で原油先物価格が乱高下しており、本日は前日の価格下落を受けてINPEX<1605>、石油資源開発<1662>
の下落が予想される。一方、米10年債利回りが6月来の高値更新を窺う水準にまで上昇してきており、三菱UFJ<8306>、東京海上HD<8766>などは強含みとなりそうだ。個別では、業務用調味料などの値上げを発表したキユーピー<2809>、旧村上ファンド系ファンドによる買い増しが判明したコスモエネHD<5021>が買い材料視されそうだ。ほか、業績予想を上方修正したオーケーエム<6229>、配当予想を増額修正したオープンH<3288>などが好感されそうだ。一方、第1四半期営業利益が市場予想を下回り低調な出足となったアスクル<2678>は嫌気されるだろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:キユーピーやオーケーエムなどに注目