14日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動きとなった。米10年債利回りの先高観でドル買いに振れやすいなか日本政府の円安けん制で円買いに振れ、144円後半から144円付近に値を下げる場面もあった。ただ、ドル買い基調は継続し、その後は144円半ばに戻している。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円09銭から144円96銭、ユーロ・円は143円79銭から144円48銭、ユーロ・ドルは0.9956ドルから0.9990ドル。

【経済指標】
・日・7月機械受注(船舶・電力除く):前月比+5.3%(予想:-0.6%、6月:+0.9%)
・NZ・4-6月期経常収支:-52.24億NZドル(予想:-47.01億NZドル、1-3月期:-65.02億NZドル←-61.43億NZドル)

【要人発言】
・松野官房長官
「(為替の)急速な変動は望ましくない」
「過度な変動を憂慮しており、高い緊張感を持って注視」
「このような動きが続く場合はあらゆる措置を排除せず、必要な対応を取りたい」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い基調を維持