連邦準備制度理事会(FRB)は米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表した。8月29日までの経済状況によると、
7月以降の経済活動は横ばいと、下方修正された。一方で、物価は依然高止まりで上昇基調ながら、12地区のうち、9地区が物価の伸びは弱まったと報告。連邦準備制度理事会(FRB)の望む正しい方向に進んでいること明らかになった。

米国債相場は続伸。10年債利回りは3.25%まで低下。ドル買いも後退し、ドル・円は143円83銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0003ドルまで上昇した。
米株は一段高。ダウは400ドル近く上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い後退、ベージュブックで成長や物価上昇ペース緩和報告