NY外為市場で円が続落した。日銀が大規模緩和を維持する一方で、他の各国中銀は金融引き締めを強化しており、その格差が広がった。ドル・円は143円07銭まで上昇し、24年ぶりドル高・円安を更新。日米金利差拡大観測に伴うドル高・円安基調が変わらず、一段高の可能性もある。ユーロ・円も141円76銭まで上昇し7月21日来の高値を更新。ポンド・円は165円10銭まで上昇し7月28日来の高値を更新した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:円続落、日銀と他の各国中銀との金融政策格差広がる、ドル・円143円台