9月1日の日経平均は大幅に続落した。ローソク足はマド空けを伴って陰線を引き、下向きに転じた25日移動平均線(28280.61円)を下放れた。一目均衡表では転換線が基準線を下回るとともに、遅行線が弱気シグナル発生を開始して三役好転が終了。本日は変化日であり、遅行線の応当日株価が上昇局面に入るため弱気シグナルは増大に向かう可能性が高く、地合いの悪化が警戒される。本日安値27589.70円の下に位置する8月安値(27530.60円)や200日移動平均線(27501.87円)が下値支持線として期待されるが、200日線を下放れると、25日線の5%下方乖離(本日終値ベースで26866.57円)
など売られ過ぎゾーンへの下落リスクが意識されよう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅続落、変化日に25日線を下放れ