25日の米株式市場でダウ平均は322.55ドル高(+0.97%)、ナスダック総合指数は+1.67%、シカゴ日経平均先物は大阪日中比170円高の28680円。為替は1ドル=136.50-60円。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅高を受けて東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>が上昇しそうだ。米グロース株高を追い風にラクス<
3923>、Sansan<4443>、ラクスル<4384>なども買い戻しが進むことが予想される。一方、原油先物価格の下落を受けてINPEX<1605>、石油資源開発<1662>などは利食い売りが先行しよう。個別では、加熱式たばこの値上げを発表したJT<2914>、米バイオ企業が開発した新型コロナワクチンの日本での製造販売に向けた協議を進めていると発表した明治HD<2269>、自社株消却を発表したスター・マイカ・ホールディングス<2975>、自社株買いを発表したNSD<9759>、レーティング格上げが観測されたホシザキ<6465>、ライオン<4912>、豊田合成<7282>などが好感されそうだ。一方、為替の円高に加え、半導体不足などから来月の減産が伝わっているホンダ<7267>は軟調が想定され、米カリフォルニア州が2035年にハイブリッド車も販売禁止するとの報道で、トヨタ自<
7203>も嫌気されそうだ。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略JTやライオンなどに注目