22日のニューヨーク外為市場でドル・円は137円00銭から137円65銭まで上昇し、引けた。米7月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に3カ月ぶりのプラスに改善したほか、ジャクソンホール会合を控え、FRBの積極的な利上げを織り込む長期金利の上昇に伴うドル買いが加速。

  
ユーロ・ドルは1.0009ドルから0.9926ドルまで下落し、引けた。ロシアが欧州への天然ガス供給を制限する動きに欧州経済が損なわれるとの懸念が台頭したほか、ドイツ連銀のナーゲル総裁が同国の景気後退リスクが上昇したとの言及を受け欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売り・ドル買いが加速した。

  
ユーロ・円は137円32銭から136円40銭まで下落。

 
ポンド・ドルは1.1826ドルから1.1742ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9574フランから0.9659フランまで上昇した。





[経済指標]  ・米・7月シカゴ連銀全米活動指数:0.27(6月:-0.25、-0.25←-0.19)

  


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情報提供元: FISCO
記事名:「 8月22日のNY為替概況