15日の米株式市場でダウ平均は151.39ドル高(+0.44%)、ナスダック総合指数は+0.61%、シカゴ日経先物先物は大阪日中比20円高の28880円。為替は1ドル=133.00-10円。景気後退懸念に伴うNY原油先物価格の下落を受けてINPEX<1605>、石油資源開発<1662>、コスモエネHD<5021>などが売られそうだ。その他の資源価格も全般下落しており、住友鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>、大紀アルミニウム<5702>なども軟調が予想される。一方、高水準の自社株買いを発表し、通期計画も小幅ながら上方修正した日機装<6376>、今期大幅増益見通しを示したAbalance<3856>、日本情報クリエイト<
4054>、今期も連続で過去最高益を見込むクロスマーケティング<3675>などには買いが向かいそうだ。ほか、三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを引き上げた三井住友<8316>などにも注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:Abalanceや三井住友などに注目