米商務省が発表した6月卸売在庫改定値は前月比+1.8%と、予想外に速報値+1.9%から下方修正された。卸売売上高は前月比+1.8%。伸びは5月+0.7%から鈍化予想に反して拡大し、3月来で最大。在庫と売り上げ割合は1.26と5月と同水準となった。

連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測の後退に伴うドル売りは継続。ドル・円は132円18銭まで下落し3日来の高値を更新した。ユーロ・ドルは1.0331ドルで上値を試す展開が続いた。

【経済指標】
・米・6月卸売在庫改定値:前月比+1.8%(予想:+1.9%、速報値:+1.9%)
・米・6月卸売売上高:前月比+1.8%(予想+0.5%、5月+0.7%←+0.5%)
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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米6月卸売在庫改定値、予想外に下方修正、ドル続落