28日の日経平均は続伸した。ローソク足は陰線を引いたが200日移動平均線を下回る場面はなく、上ヒゲは節目の28000円を突破。株価下ではともに上向きの25日線が75日線を下から上に抜いてゴールデンクロス(GC)を形成し、強い上昇トレンド入りを示唆した。一目均衡表では三役好転下の強気形状にあって転換線と基準線が上向きで引け、短期的な上値追い継続を示唆。本日は変化日だったこともあり、今後の上放れ期待を高める形で取引を終えた。反面、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)
は7月21日から過熱ラインの130%を上回って推移している。本日も137.76%と高水準だったため、潜在的な調整圧力の強まりにも留意が必要となろう。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続伸、25・75日のGC示現