NY外為市場でドルは高値から反落した。朝方は6月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り41年ぶり最大の伸びとなったため、7月、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%利上げを織り込み金利が急伸しドル買いが加速した。しかし、その後、大幅利上げで景気後退入りするとの懸念が勝り、30年債利回りは3.06%の高水準から再び3%を割り込み2.89%まで低下した。

ドル・円は137円87銭まで上昇し、24年ぶりドル高・円安を更新後、137円22銭まで反落。ユーロ・ドルは0.9998ドルの20年ぶりユーロ安・ドル高水準から1.0122ドルまで反発した。ポンド・ドルは1.1828ドルまで下落後、1.1967ドルまで急伸した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル指数20年ぶり高値から反落、米リセッション懸念で10年債利回り3%割れ