米財務省は330億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で、最高落札利回りは2.96%と、テイルはプラス2BPで6回入札平均の0.7BPを上回った。応札倍率は2.34倍と、過去6回入札平均の2.5倍を下回り2020年12月入札来の低水準で、需要は低調だった。外国中銀を含む間接入札者の落札比率は61.3%と6カ月平均の68.3%を下回った。

10年債入札不調で米国債相場は反落。10年債利回りは2.92%から2.96%まで上昇。ドル売りも後退し、ドル・円は136円73銭へじり高推移した。ユーロ・ドルは1.0074ドルの高値から1.0056ドルへ反落。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル売り後退、米金利下げ止まる、10年債入札の需要は20年来の低水準