NY外為市場では金利の上昇に伴い、ドルが続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事はコアPCEが高過ぎ、速やかにインフレを制御する必要があると、7月会合で0.75%利上げ、9月会合で0.5%の利上げを支持した。セントルイス連銀のブラード総裁もできるだけ速やかなインフレ抑制の緊急性を主張。両者とも、経済の軟着陸が可能と見ている。

米10年債利回りは3%台へ上昇。ドル買いも強まり、ドル・円は136円04銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0144ドルまで下落し20年ぶり安値を更新した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル続伸、FRBウォラー理事、7月会合で0.75%利上げ支持