日経平均テクニカル:続落、「陰の寄り付き坊主」で5月安値割れ
FISCO 2022年06月20日 18:15:00
20日の日経平均は続落した。高寄りから値を消して5月12日の直近安値を下回る25520.23円まで押され、ローソク足は上ヒゲのない「陰の寄り付き坊主」を描いて強い売り圧力を窺わせた。25日移動平均線との下方乖離率はザラ場安値で5.63%と売られ過ぎラインの5%を超えたが、終値では4.70%と5%に届いていない。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は89.85%と依然として中立圏にとどまり、潜在的なリバウンド圧力は限られよう。一目均衡表で基準線が下向きに転じ、遅行線が弱気シグナル発生を開始したこともあり、引き続き下落リスクへの警戒が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
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