14日の東京市場でドル・円は反発。鈴木財務相の円安けん制発言で円買いに振れ、ドルは134円半ばから一時133円87銭まで値を下げた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派姿勢への思惑でドル売りは後退し、午後に134円80銭まで切り返した。

・ユーロ・円は139円48銭から140円78銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0396ドルから1.0475ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円134円40-50銭、ユーロ・円140円70-80銭
・日経平均株価:始値26,555.75円、高値26,657.92円、安値26,357.90円、終値26,629.86円(前日比357.58円安)

【経済指標】
・日・4月鉱工業生産改定値:前月比-1.5%(速報値:-1.3%)
・英・2-4月ILO失業率:3.8%(予想:3.6%、1-3月:3.7%)
・独・5月消費者物価指数改定値:前年比+7.9%(予想:+7.9%、速報値:+7.9%)

【要人発言】
・鈴木財務相
「(為替について)急速な変動がみられ憂慮している」
「経済・物価などへの影響について、一層の緊張感をもって注視していく」
「各国通貨当局と緊密な意思疎通を図り、必要に応じて適切に対応する」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は反発、午後は134円後半に浮上