以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「もちこ@株初心者」氏(ブログ:「株初心者もちこのゆるゆる株日記」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年06月09日17時に執筆


【株初心者もちこのゆるゆる株日記】という投資ブログを執筆している【もちこ@株初心者】と申します。

【円安】と書きたいのに【えにゃす】とタイプミスしてばかりの今日この頃です。

さて、先週の相場は参院選の政策期待、さらに円安も重なって月曜から大幅に上昇しました。日経平均はサラッと28,000円台に乗る場面もあって、今週はデレデレしつつ保有銘柄の推移を見ていた人も多かったかもしれませんね。私もです。ここのところ精彩を欠いていたグロース株にもようやく買いが入りはじめて、マザーズ指数も上昇しそうな兆しが見えてきました。個人投資家にとっては嬉しい展開ですね。


個人的には、米長期金利の上昇で再び急速に進んでいる円安が気になっています。5月中は一旦落ち着いたかのように見えましたが、全然落ち着いてませんでしたね。今まで政策金利が低かった国もマイナス金利政策をやめる可能性を示すなか、日本だけは金融緩和を続ける姿勢のため、この勢いがどこまで続くのか分からない状態になってきました。この流れを見つつ円安メリットのある銘柄に注目していますが、やはり自動車等の輸送機でしょうか。

6月に入ってから堅調さが目立つ日産自動車〈7201〉、輸出比率が高く円安の恩恵を受けやすいマツダ〈7261〉には注目しています。


そうそう、防衛関連といえば岸田さんが【骨太の方針】の計画をまとめるとのことで、一気に買いが集まっていましたよね。
防衛費の大幅な増額が見込まれているだけでなく、防衛装備品の輸出規制見直しもされる予定とのことで、注目されるのも納得です。

そこで、防衛関連の代表的な銘柄でもあり、年初来高値を更新していた三菱重工〈7011〉、円安メリットの影響も受けやすいSUBARU〈7270〉には注視していますよ。


ロシア産原油の供給量が減っているなか、中国での外出制限解除等で原油需要が高まるとの見通しがあることで、原油高も止まる気配がありません。
WTI原油先物は今年の3月に130円台まで上昇していましたが、今回もどこまで上昇するのか注目しています。

原油関連銘柄で連れ高になるのではと伺っているのは、もう最近すっかりお馴染みのINPEX〈1605〉、コスモエネルギーHD〈5021〉です。


また、ロシアとウクライナによる小麦を含めた穀物の輸出量が大幅に減少していることで、今後訪れると言われる世界的な食料危機に関する動きも目立ち始めました。
穀物相場の上昇だけでなく、日本でも農業・肥料に関連する銘柄が買われていましたね。

中でも私が注目しているのは日本農薬〈4997〉です。
5月12日の決算から買われていましたが、5月31日にJA全農が肥料の値上げを発表して以降は、勢いのある上昇になっていました。
今後益々需要が増える可能性も見つつ、少し長めのスパンで監視しておく予定です。


そういえば、なかなか収集のつかなかった新型コロナがようやく落ち着いてきたことで、6月10日から外国人観光客の受け入れが再開されます。なんと2年ぶりです。
円安の影響でどこまで客足が戻るかは分かりませんが、リオープン関連にも注目が集まりそうです。個別で見れば色々と面白い展開になるかもしれませんね。


では、今回はここまでとなりますが……この他にも私の日々の取引の記録は【株初心者もちこのゆるゆる株日記】にて配信中です。
私の絶叫や含み笑いをご覧になりたい方は、ぜひ検索のうえ遊びにいらしてください。最後まで読んでくださって有難うございます。


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執筆者名:もちこ@株初心者
ブログ名:株初心者もちこのゆるゆる株日記

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情報提供元: FISCO
記事名:「 もちこ@株初心者:止まらない円安、防衛関連…気になる市場動向と注目銘柄【FISCOソーシャルレポーター】