大阪取引所金標準先物 23年4月限・夜間取引終値:7951円(前日日中取引終値↑13円)

・想定レンジ:上限8000円-下限7920円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は上昇しそうだ。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことを受け、投資家のリスク資産回避の動きが進むとの見方から、安全資産とされる金が買われやすくなっている。一方、金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが昨日の海外市場で上昇し、ドルの代替投資先とされる金への資金流入は限定的となるとの見方もあり、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢ながら上値の重い展開となりそうだ。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、米株下落など映すも上値の重い展開へ